グレンエルギン

グレンエルギン 12年(終売品)

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グレンエルギン 12年

今回は、2025年に終売品となったグレンエルギン12年を飲んでみました。

 

シングルモルトウイスキーとしては、
それほど目立つ存在ではありませんが、非常に秀逸なウイスキーです。

 

グレンエルギンは、スコットランドのスペイサイド地区の
グレンエルギン蒸溜所で製造されているシングルモルトウイスキーです。

 

グレンエルギンは、ラガヴーリンやクライゲラキなどと共に、
ブレンデッド・ウイスキーの代表銘柄であるホワイトホースのキーモルトとして有名です。

 

グレンエルギン蒸溜所では、1900年頃から蒸留を開始し、
グレンエルギン12年の発売は、日本では1977年頃からになります。

 

発売当初のシングルモルトは「ホワイトホース・グレンエルギン」という表記でしたが、
2004年から、ホワイトホースを外し、「グレンエルギン」の表記に統一されたとのことです。

 

しかし残念ながら、2025年に終売が発表されてしまいました。

 

グレンエルギン 12年
(参考価格)
・シングルモルト
・アルコール度数 43度
・700ml 3500円(購入当時)

 

 

グレンエルギン 12年の飲み方、レビュー

(ストレート)
香りは、ぶわっと濃いめウッディさが溢れる、しっかりと締まったようなピート、
香ばしさのある焦げ感強めのカラメル、蜂蜜のような甘さ、レーズンのコク深さ。
味は、クリーミーな口当たりの後にカラメルの甘み、香ばしい麦芽のほろ苦さ、
しっかりとしたモルトの甘さ、程よい余韻のウッディさとピートのほろ苦さ。
香りも芳醇で、味わいも甘さからほろ苦さへの振れ幅が大きく、とても美味い。

 

(ロック)
香りは、香ばしい麦芽のほろ苦さ、すっきりとライムのような爽やかさと
フルーティーさ、ほんのりカラメル、ほのかなピートの余韻とウッディさ。
味は、グッとしっかりとした口当たりで、モルトの香ばしいほろ苦さと甘さ、
すっきりと柑橘系の酸味とえぐみ、樽由来のウッディさ、ピートのほろ苦さ。
ロックにすると、爽やかさの中に、しっかりとしたコクや飲みごたえがある。

 

(トワイスアップ)
香りは、ふんわりと甘いモルトの香り、ねっとりとした杏子っぽさ。
程よいピートの香ばしさ、ウッディな樽感、柑橘系のさわやかな余韻。
味は、すっきりとした口当たりの中にも、モルトの香ばしい甘さとほろ苦さ、
ビターチョコのような苦みとコク、後からピートとウッディな余韻が続く。
加水することで、ビター感が若干強くなるが、甘さとのバランスが良い。

 

(ハイボール)
香りは、爽やかな柑橘系の酸味の中に、香ばしくほろ苦さのあるモルト、
ほのかにピートと樽由来のウッディなフレーバーの余韻が続く。
味は、しっかりとしたビター感のに始まり、次第にモルトの香ばしさ、
スッキリとしたまさにシフト、ピートとウッディな主張も程よい。
さすがシングルモルトだけあって、炭酸にも負けず、十分な飲みごたえ。

 

 

グレンエルギン 12年の評価

個人的評価 ☆☆☆☆☆☆☆

 

文句なしの旨いシングルモルト。

 

モルトの旨味や香りが濃く、幸せを感じるボトルでした。

 

購入当時(約8年ほど前)は購入しやすい価格でしたが、
終売品となってしまった今、価格高騰してしまいました。

 

もう二度と買うことはできないかもしれません。

 

寂しい限りです。

 

おすすめの飲み方は、ストレート、ロック、トワイスアップ、ハイボールです。

 

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