ウッドフォードリザーブ
ツイートウッドフォードリザーブ
ウッドフォードリザーブは、「クラフトバーボン」や
「スーパープレミアムバーボン」という、バーボンでも高級感のある位置づけです。
仕込み水には、かなり硬度の高い硬水のライムストーンウォーター、
穀物の含有比率はコーン72%、ライ麦18%、大麦麦芽10%となっています。
また、特徴的なのは、昔ながらの木桶の発酵槽を使い、
発酵を行いますが、バーボンとしてはかなり長い6日間発酵させ、
蒸留基は、バーボンでは珍しいポットスチル蒸留で、3回蒸留を行います。
(参考価格)
・バーボン
・アルコール度数 43度
・750mml 5000円
ウッドフォードリザーブの飲み方、レビュー
(ストレート)
香りは、フルーティな香りがメインで、バーボン特有のバニラやハチミツ、
焦げたような穀物感のある香り、重々しくなくライトな印象。
味は、バーボン飲んでるぜって感じの強さは感じるものの、
クリアでキレのある口当たり、スッと軽い甘さに、ビターチョコレートのような苦味、
柑橘系の酸味、コショウのようなスパイシーさ、後味はドライで、余韻は長く続く。
ストレートでも、力強さがありながら飲みやすく、十分に美味しい。
(ロック)
香りは、フルーティな香りでバナナや桃のようなニュアンス、バニラ、樽由来の香り。
味は、口当たりはライトで、乳酸系の酸味とともに、バニラを伴う甘み、
樽由来のフレーバー、弱めのスパイシーさ、後味はビターで、余韻は長く続く。
ロックにすると、酸味がメインでありながら、スッキリ飲みやすい。
(トワイスアップ)
香りは、思った以上の香り立ちはないが、ウッディな香りがメインで、
バナナ、バニラ、スパイス、穀物のニュアンスが感じられます。
味は、酸味は弱まり、コクのあるビターがメインで、程よい甘さも伴う、
後味は樽由来のフレーバーで、ドライ、余韻は短めです。
加水することで、ストレートやロックと違う面が際立ち、美味い。
(ハイボール)
香りは、大分弱くなるが、ウッディな香りがメイン、バニラ、、穀物のニュアンス。
味は、ビターと柑橘系の酸味がメイン、バニラ風味の甘さがあり、後味スッキリ。
当たり前のように美味しいのだが、あきやすく感じる印象です。
ウッドフォードリザーブの評価
個人的評価 ☆☆☆☆☆☆
原料や製法にこだわっただけあり、飲みやすくて美味しい。
また、ライ麦の比率が高いだけに、甘さだけでなく、
ライ麦特有のスパイシーが、味の複雑さに影響しています。
ちょっと高めのバーボンですが、一度は飲んでみる価値があります。
おすすめの飲み方は、ストレート、ロック、トワイスアップです。