アードベッグ 10年
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アードベッグ10年です。
好き嫌いの分かれるウイスキーの定番、アードベッグです。
その中でも、スタンダード銘柄のアードベック 10年。
スコッチの中でも、特徴的な個性を持つアイラ島のウイスキー、
中でも、アードベッグはピートの度合いが強く、もっとも個性的で、
非常にピーティでスモーキー、さらにヨード臭や磯っぽさなど、
一見、おいしくなさそうな特徴を持っています。
ピートレベルを表す指標として使われるフェノール値ですが、
クセ強いので有名なラフロイグが約50ppm、ラガブーリンが約40ppm、
アードベッグが約55ppmとなっています。
(例外的に、ブルックラディのオクトモアがありますが・・・)
(参考価格)
・シングルモルト
・アルコール度数 46度
・700ml 3750円
アードベッグ 10年の飲み方、レビュー
(ストレート)
香りは、ピートからくるスモーキーさが前面にでており、潮っぽいというよりも磯っぽさ、
鰯や鯖系の出汁の香り、ツンとした薬品様の香り、後からしっかりとした麦芽香。
味は、スムーズな口当たりだが、ボディがしっかりとしており、最初に濃い目の甘さ、
バニラの風味、潮っ気のあるスパイシーさ、ナッツ、後味は程よいビターでドライ。
香りも味も、クセがありそうだが、意外とスッと馴染み飲みやすく、美味しいです。
(ロック)
香りは、ピートからスモーキーさが、ロックでも変わらずしっかりとしており、
磯っぽい風味、魚介系の風味、薬品様の香り、バニラ、柑橘系の香り。
味は、コクのあるしっかりとした口当たり、スッキリとした甘さとともに、
乳酸系の酸味、樽由来のビター感が後味で、余韻は長い。
ロックにしても、香りは思ったよりも閉じず、しっかりと楽しめる。
(トワイスアップ)
香りは、柑橘系のさわやかな香りが先にたち、その奥にピートからくるスモーキー、
漁港にいるような磯っぽさ、薬品様の風味、バニラのような甘さがあります。
味は、チョコレートのようなビターをともなったコクのある甘み、乳酸系の酸味、
後味は酸味とビターだが、ドライ、余韻は短めでスッキリ。
香りはもちろんだが、味わいとしてもチョコレートのようなビター感が好み。
(ハイボール)
香りは、ハイボールにしても、ピートからスモーキーさ、薬品様の香り、
磯っぽい香りはしっかりとしており、バニラの香りもうっすら感じます。
味は、濃くしっかりとした甘みを感じ、酸味とビターがバランスがよい。
最高にうまいハイボールといっても過言ではない香りと味です。
アードベッグ 10年の評価
個人的評価 ☆☆☆☆☆☆
一度飲むと、いい意味でも悪い意味でも、忘れられないウイスキーです。
毎日では無いですが、思い出す度に飲みたくなります。
なので、常備銘柄のひとつになっております。
おすすめの飲み方は、ストレート、ロック、トワイスアップ、ハイボールです。
特にハイボールがおいしいですね。
ちなみに、友達はクセが強く駄目でした。