ノッカンドゥ 12年
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ノッカンドゥの12年です。
ノッカンドゥは、面白い特徴があるシングルモルトで、
一般的な12年物のシングルモルトであれば、
12年以上熟成させた異なる年数の原酒をヴァッティングします。
ところがノッカンドゥは、12年物であれば、同じ時期に蒸留して、
同じ年数熟成させた原酒しか詰められていません。
そのため、ボトルの下部に蒸留年数が記載されています。
今回のボトルは、2000年に蒸留したシングルモルトになります。
(参考価格)
・シングルモルト
・アルコール度数 43度
・700ml 3500円
ノッカンドゥ 12年の飲み方、レビュー
(ストレート)
香りは、スペイサイドらしい甘く華やかな香り、洋ナシ、ハチミツ、
ナッツ、麦芽を感じますが、スモーキーさやピートは、ほとんど感じません。
味は、アルコールの刺激とは違う、スパイシーな刺激とモルティーな甘さ、
スキッとした酸味とほどよいビター、後味はドライで、余韻は長め。
華やかな香りもさることながら、きちんとモルトの主張も感じ取れて、美味しい。
(ロック)
香りは、若干閉じ気味ですが、甘く華やかな香り、ドライフルーツ、
ハチミツ、ナッツ、麦芽、樽由来の香りを感じます。
味は、まったりとした口当たりに、若干のスパイシーな刺激とモルティーな甘さ、
ハチミツの風味、一瞬、酸味があり、うっすらビター、後味はドライ、余韻は短い。
ロックにしても、特徴ははっきりとしていて、麦感を楽しむことができます。
(トワイスアップ)
香りは、なんとなく薄くなった印象だが、洋ナシ、柑橘系の香り、麦芽、ナッツ。
味は、スムーズな口当たり、軽めのモルティーな甘さの後、刺激的なスパイシーさと
徐々に消えるようなビターさが同時にきて、後味は麦芽の風味を感じます。
味は特徴がしっかり出ているが、香りは弱くなった部分がちょっと残念です。
(ハイボール)
香りは、クリームのようなまろやかな香りがうっすら、麦芽、樽由来の香り。
味は、濃い目の甘さがメイン、スッキリとした酸味で、樽由来の風味が後味。
ハイボールにしても、香りは弱まるが、味は濃くしっかりしている。
ノッカンドゥ 12年の評価
個人的評価 ☆☆☆☆☆☆
個人的に好きなシングルモルト。
ピートやスモーキーさなどのクセは無いので飲みやすく、
それでいて、麦芽感というか穀物感やスパイシーがある。
穀物系のウイスキーが好きな方におすすめです。
おすすめの飲み方は、ストレートとロックがいいですね。