江井ヶ嶋酒造 ホワイトオークあかし シングルモルト ホワイトワインカスク 5年(限定品)
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信濃屋限定のホワイトオークあかしシングルモルト ホワイトワインカスク5年です。
大手チェーンの酒屋さんである信濃屋限定ボトリングです。
信濃屋さんは、大手メーカーの輸入物以外に、
マイクロディスティラリーの商品や自らボトリングを手がけ、
プライベートボトルも豊富に取り扱っている酒屋さんです。
あかしシングルモルトホワイトワインカスク5年は
再生樽と古樽ホグスヘッドで3年間、フレンチオーク白ワイン樽で2年間貯蔵。
当時は、342本限定での発売でした。
江井ヶ島酒蔵は、兵庫県明石市にあり、
歴史は長く、大正8年(1919年)に製造免許を取得し、
長年、英国産麦芽を原料に、スコッチタイプのウイスキー製造しています。
そのウイスキー製造は清酒造りのない夏場の2ヶ月間(7月、8月)しか行なわれず、
世界で唯一、杜氏がウィスキーの生産を行なうという極めて珍しいスタイルでもあります。
(参考価格)
・シングルモルト
・アルコール度数 59度
・500ml 7980円
ホワイトオークあかし シングルモルト ホワイトワインカスク 5年の飲み方、レビュー
(ストレート)
香りは、ピートと樽由来の枯れたようなウッディさが交わる、甘くコクのあるみたらし、
わずかに感じる白ワインぽいフルーティさ、麦芽の香ばしい甘さ、梅酒のニュアンス。
味は、アルコール度数から来るアタックの強さの中に、甘く香ばしい麦芽の穀物感、
黒糖とはちみつを混ぜたようなコクのある甘さ、ウッディさを伴うほろ苦さ、ドライな後味。
さすがにアルコールの強さを感じるが、それを除いても香りと味は十分に美味しい。
(ロック)
香りは、モルティな甘さを伴う穀物感、はちみつのようなコク、ピートフレーバー、
樽由来の枯れたウッディさと、白ワインぽいフルーティさ、キャラメルのニュアンス。
味は、まろやかな口当たりで、トロッとした穀物感のある甘さ、はちみつのコク、
ウッディフレーバーと木材感を伴うほろ苦さ、スッと柑橘系の酸味、わずかにエグみ。
ロックにすることで、格段に飲みやすくなり、とろみのある甘さが心地よく、美味い。
(トワイスアップ)
香りは、エステリーさが引き立つようになり、はちみつレモンのさわやかさも感じられる、
樽由来のウッディさ、軽やかなピート、の併せてモルティな穀物感をおもわせる香ばしさ。
味は、穀物感のある香ばしさを伴う甘さとほろ苦さ、焦がしたカラメルを思わせるようなコク、
ふわーと広がるようにピートフレーバー、樽由来のウッディフレーバーと苦味、程よいエグみ。
加水することで、香りや味の広がりが十分に出てくる、飲みやすさも相まって美味いですね。
(ハイボール)
香りは、ウッディなニュアンスの中に白ワインぽいフルーティな甘さ、バニラの甘さ、ピート。
味は、ウッディなほろ苦さと、穀物感のある香ばしさ、はちみつのようなコクと甘さ、エグみ。
ボディが厚いためか、ハイボールでも香りや味わいがしっかりしており、けっこう好みの美味さ。
ホワイトオークあかし シングルモルト ホワイトワインカスク 5年の評価
個人的評価 ☆☆☆☆☆
あかしは、個人的に結構好きな銘柄。
そんでもって、あかしのシングルモルトは初体験。
なかなかいいですね〜、ただ今回のボトルは、
フレンチオーク白ワイン樽での2年間熟成という先入観があるからか、
白ワインぽさをなんとなく感じられるかな〜ていうかんじ。
その先入観がなく、ブラインドで飲むと、
多分、白ワインぽさを読み取る自身は・・・。
全体的に、原酒の若さは感じるが、美味しく頂きました。
ストレートは、アルコール度数の高さから、
辛いと感じるか、力強いと感じるかは個人的な部分ですが、
私自身は、その中間くらいで、その日のコンディションによります。
おすすめの飲み方は、ストレート、ロック、トワイスアップ、ハイボールです。
今回のボトルは限定品のため、なかなか手に入りません。
そのため、個人的評価はもうちょっと良いのですが、
手に入りにくいという部分も加味して星5でした。
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