ホワイトホース エクストラファイン 特級(終売品)

ホワイトホース エクストラファイン 特級(終売品)

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ホワイトホース エクストラファイン 特級

今回は、ホワイトホース エクストラファイン 特級を飲んでみました。

 

ホワイトホースエクストラファインは、1980年代後半に発売された
ホワイトホースシリーズの日本市場向けブレンド銘柄3種のうちの一つで、
ホワイトホースデラックスとホワイトホースマイルドとともに流通していました。

 

ホワイトホースのキーモルトは、主にラガヴーリン、クライゲラヒ、グレンエルギンの3種類、
エクストラファインについては、グレンエルギンがメインのブレンドだとされています。

 

このホワイトホース?エクストラファインは1980年代後半に発売され
1990年代の終売までの間に、数回ラベルの変更が行われていました。

 

発売当初のボトルは、ラベル下の特級表記の隣に
通関コード(アルファベット1文字に数字4ケタ)が表記されています。

 

その後、通関コードが省略され、1988年前後にはウイスキー特級表記だけになります。

 

今回のボトルは、ほぼ最後のラベルのボトルとなります。

 

古いボトルなので、慎重に開封しましたが、
案の定、コルクはボロボロでしたが、中身は無事に美味しい状態でした。

 

これから、試してみたい方はちょっと要注意です。

 

 

(参考価格)
・ブレンデッド
・アルコール度数 43度
・750ml 3000円

 

ホワイトホース エクストラファイン 特級

 

ホワイトホース エクストラファイン 特級の飲み方、レビュー

(ストレート)
香りは、香ばしさとほろ苦さが交じりあったモルティーな香り立ち、ピートの主張、
ほのかにスモーキーさが見え隠れ、熟したリンゴのような深み、ウッディな余韻も。
味は、香ばしい穀物感のある甘さとほろ苦さ、しっかりとしたピートの主張と
交じり合うようなスモーキーさ、樽由来のウッディさと若干の土っぽさとほろ苦さが続く。
口当たりはそれほど重くはなく、それでいてしっかりと芯のある香りと味わい。

 

(ロック)
香りは、香ばしいモルティな麦芽の主張、程よい感じの潮っぽいピート、オレンジの皮、
ビターチョコレートのコク、ウッディな樽感とスモーキーさの程よいバランスが好印象。
味は、香ばしさとほろ苦さの交じり合った穀物感、スッキリとしたリンゴのような甘さ、
ピートのほろ苦さのあとに、スモーキーな余韻、ウッディな樽由来のニュアンス。
ロックるすることで、香ばしさやほろ苦さの主張が強くなり、スッキリとしたキレの良さ。

 

(トワイスアップ)
香りは、香ばしいモルティーな香り立ちと、土っぽいピートの程よいバランス、
コクのあるハチミツのような甘さ、わずかにウッディさとスモーキーさの余韻が続く。
味は、スッキリとしているが、ほろ苦く香ばしい穀物のうま味が感じられる、
ほのかにウッディな木質系の苦み、杏子のような甘さ、余韻は程良くドライ。
飲みやすく美味しいが、そこまで特徴的な印象はないので、一杯でいいかなという感じ。

 

(ハイボール)
香りは、スッキリとしたリンゴのようなフルーティさ、程よいピートとスモーキーさ。
味は、香ばしいほろ苦さ、穀物感のある甘さ、柑橘系のフルーティな酸味、スモーキーな余韻。
ホワイトホース系は、ハイボールにすることで特に美味しくなる、本ボトルもなかなか秀逸。

 

 

ホワイトホース エクストラファイン 特級の評価

個人的評価 ☆☆☆☆☆☆

 

コルクの悲劇はさておき。

 

飲んだ印象としては、古酒ながら古酒っぽさを感じさせないというか、
いい意味でフレッシュ感があるというか、それでいて深みもある。

 

ブレンドながらモルティーさやスモーキーさも楽しめる一品。

 

状態のいい物なら、もう一本ほしいですね。

 

おすすめの飲み方は、ストレート、ロック、ハイボールです。

 

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