ウイスキーとポリフェノール

ウイスキーとポリフェノール

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ウイスキーとポリフェノール

ウイスキーの樽ポリフェノールとは

ウイスキーの健康効果は、ポリフェノールが関係しています。

 

 

ポリフェノールとは、植物が紫外線やウイルスなどから身を守るためにつくり出した、
植物の苦み、渋み、色素の成分で、自然界に約5000種類以上存在します。

 

 

ポリフェノールの種類には、ブルーベリーなどに含まれるアントシアニンや、
ゴマのセサミン、タマネギのケルセチン、ウコンのクルクミン、
大豆に含まれるイソフラボン、イチョウ葉に含まれるフラボノイド、
緑茶などに含まれるカテキンなどもあります。

 

 

このポリフェノールには、強力な抗酸化作用があります。

 

 

基本的なポリフェノールの健康効果

・活性酸素の除去

 

・アンチエイジング

 

・高血圧予防

 

・動脈硬化の予防

 

・アレルギーの改善

 

・認知症予防

 

・ホルモンバランスの調整

 

・コレステロールの調整

 

・ダイエット

 

・疲労回復

 

 

樽ポリフェノールとは

ウイスキーに含まれるポリフェノールは、樽ポリフェノールといわれます。

 

 

基本的にウイスキーは蒸留酒であるため、
蒸留直後のウイスキーは透明で、樽ポリフェノールなどをほとんど含みません。

 

 

ウイスキーにポリフェノールが含まれる理由は、樽での熟成にあります。

 

 

ウイスキーの熟成には、主にオーク(楢の木)の樽が使われます。

 

 

オークは全世界に300種類以上ありますが、
その中でもホワイトオークとコモンオークという種類がウイスキー樽になります。

 

 

熟成前は透明だったウイスキーが樽に詰められ、
樽の中で長期間熟成されることによって樽材からポリフェノールが染み出します。

 

 

それがウイスキーのなんともいえない、美しい琥珀色となるのです。

 

 

この樽ポリフェノールは、ひとつだけでなく、
いろんな種類の樽ポリフェノールが、ウイスキーの中に溶け込んでいます。

 

 

樽ポリフェノールの種類と効果・効能

エラグ酸

エラグ酸とはザクロ、イチゴ、ラズベリー等、
ベリー系の果実に多く含まれる天然のポリフェノールの一種です。

 

@アンチエイジング

エラグ酸の持つ抗酸化作用は過酸化脂質の生成を抑える働きがあり、
体の内側から、老化を防いでくれるアンチエイジング効果があるとされています。

 

Aガンを予防

エラグ酸には抗がん作用があるといわれており、
抗酸化作用の効果により、ガン細胞の増殖を抑えるとされています。

 

B糖尿病を予防

糖尿病とは、糖値を下げるインスリンの働きが悪くなり、血糖値が上昇してしまうことです。
糖尿病の原因の一つとして、インスリンの分泌を阻害するレジスチンというホルモンがあります。
エラグ酸はこのレジスチンの分泌を抑えるため、糖尿病にも効果的といわれるのです。

 

D美白効果

エラグ酸には美白効果があ、るとされており、
特に、日焼けの原因の一つであるチロシナーゼという酵素の働きを抑える力があります。
その結果、メラニン色素の生成が抑制され、美白効果があるされています。

 

E抗菌・抗ウイルス効果

エラグ酸には、ウイルスが体に侵入することから守る効果があります。

 

 

リオニレシノール

リオニレシノールは梅の果実に多く含まれる梅リグナンというポリフェノールの一種で、
主にウイスキー樽に使われているオーク材に含まれている成分です

 

@活性酸素の除去

様々な生活習慣病やガン等の原因となる活性酸素を除去する働き、
つまりは、強力な抗酸化作用があるということです。

 

A美肌効果

皮膚のシミ、ソバカス等の発生原因ともされている
メラニン色素の形成するチロシナーゼという酵素の働きを抑制する効果があります。

 

 

リグニン

リグニンは、植物が固い木に変化することに欠かせない成分で、
光合成する際に作られる抗酸化物質です。

 

ウイスキー樽のオーク材は、リグニンを豊富に含んでいます

 

@コレステロールの正常化

リグニンは、胆汁酸を吸着する働きがあり、
再吸収を妨げる作用があるので、コレステロールを正常化させる効果があり、
動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞などを予防します。

 

A便秘の解消やダイエット

リグニンは、体内で分解されない不溶性食物繊維の一種で、
酸やアルカリにも強く大腸内でも消化・吸収されず、
それどころか、便の量を増やして体外に排泄しやすくするため、
便秘の予防や改善・ダイエットにも期待できます。

 

 

バニリン

バニリンは、ウイスキー樽に由来するバニラの香りの成分で、
ウイスキー樽を作る際、樽の内側を火で焼き付けをする
チャーリングを行う際にバニリンが生成されます。

 

特に、バーボンを熟成させる樽でチャーリングが行われます。

 

@抗酸化作用

抗酸化作用により、様々な生活習慣病やガン等の原因となる
活性酸素を除去する働きや、老化を遅くするアンチエイジングが期待されます。

 

Aダイエット効果

バニリンには、脂肪細胞に刺激を与える作用があります。
脂肪細胞が刺激されると、脂肪細胞から脂肪酸が飛び出し、
エネルギーとして燃焼しやすくなり、効果的なダイエットに繋がります。

 

 

タンニン

柿渋やブドウ、緑茶などに含まれる渋味や苦味の成分です。

 

ウイスキー樽のオーク材は、リグニンを豊富に含んでいます

 

@抗酸化作用

抗酸化作用により、様々な生活習慣病やガン等の原因となる
活性酸素を除去する働きや、老化を遅くするアンチエイジングが期待されます。

 

A美肌効果

細胞の壁を引き締める収斂作用により、毛穴や皮脂腺を引き締めるため、
毛穴を目立ちにくくさせたり、脂性のお肌の改善などに効果があります。
また、タンニンにはメラニンの増殖を抑える働きもあり、
シミやくすみの予防にも効果が期待されています。

 

B殺菌・消臭作用

タンニンには、殺菌・消臭作用があり、風邪などのウイルス性の病気の予防や、
虫歯や口臭・体臭を予防する効果があるとされています。

 

C下痢の改善

収斂効果により腸の痙攣を抑制し、下痢を抑制する効果もあります。

 

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