ラフロイグ 10年

ラフロイグ 10年

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ラフロイグ 10年

「アイラモルトの王」との異名を持つ、ラフロイグ10年です。

 

個性ぞろいのアイラモルトの中でも、突き抜けて個性的、
ウイスキー童貞では、持て余すほどのじゃじゃ馬っぷり。

 

ただ、好きになると忘れられない存在のウイスキーです。

 

同じアイラモルトでも、アードベックやボウモアと異なり、
まるで正露丸と称される、ヨード香がラフロイグの特徴です。

 

様々なバリエーションがあるラフロイグですが、
中でもラフロイグ10年は、世界に多くのファンを持っています。

 

「好きになるか、嫌いになるか」のキャッチコピーも挑戦的でそそります。

 

ラフロイグ 10年

 

(参考価格)
・シングルモルト
・アルコール度数 40度
・700ml 4000円

 

 

ラフロイグ 10年の飲み方、レビュー

(ストレート)
香りは、港で感じる磯っぽいヨード系の薬品香、魚介系の出汁っぽさもある、
しっかりとしたスモーキーフレーバー、柑橘系のフルーツ、わずかにバニラっぽい。
味は、オイリーなコクのある口当たり、麦芽、柑橘系のフルーツの甘さ、わずかに酸味、
ビターチョコレートのようなほろ苦さ、後味は樽由来のフレーバーとスモーキーさ。
香りや味もボディが厚く、文句なしの美味さだが、好き嫌いは分かれるかも。

 

(ロック)
香りは、ピートは相変わらずの主張、港の磯っぽさ、程よいヨード系の薬品香、
バニラビーンズ、焚き火の燃えカスのようなスモーキーさ、ナッツ系の香ばしさ。
味は、トロリとした口当たり、オレンジのような柑橘系の甘さ、ナッツの皮の渋み、
ビターチョコレートのような甘さとほろ苦さ、後味は樽のフレーバーとスモーキーさ。
ロックにしてもラフロイグらしさが満開で、クセはあるがスイスイと飲めてしまう。

 

(トワイスアップ)
香りは、ピートが引き立つ、嫌ではない薬品の香り、甘いバニラのニュアンス、
焚き火の燃えカスのようなスモーキーさ、ナッツ系の香ばしさも感じられる。
味は、甘さはほどほどに、柑橘系のフルーツのような酸味、ナッツ系の香ばしさ、
ピートフレーバー、柑橘系の皮のさわやかな苦さ、後味はスモーキーフレーバー。
加水してもボディは崩れず、香りも味も良いところを引き出してくれる飲み方。

 

(ハイボール)
香りは、しっかりと磯っぽいヨード系の香り、スモーキーさも、奥に甘いバニラ。
味は、スッキリとした爽やかな甘さ、麦芽の穀物感、磯っぽさのあるピートフレーバー、
フルーツ系の酸味、後味はビターと樽由来のフレーバーもしっかりと感じ取れる。
クセはあるが、強烈に美味く、どちらかといえばタリスカーハイボールよりも好き。

 

 

ラフロイグ 10年の評価

個人的評価 ☆☆☆☆☆☆☆

 

いやぁ〜、文句無しに美味くて好きです。

 

クセの強さが良くて、たまらないウイスキー。

 

しかも、この美味さで、価格もリーズナブル、
これはもう、文句無しに常備酒に決定、楽しい仲間入り。

 

このスコッチの良さを知ってしまうと、
高すぎるジャパニーズウイスキーは、ホニャホニャホニャです。
(ジャパニーズウイスキーも好きですけどね。)

 

特に秀逸なのが、ラフロイグのハイボール。

 

今まで試したハイボールの中では、1、2を争うほど。

 

おすすめの飲み方は、ストレート、ロック、トワイスアップ、ハイボールです。

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