ティーチャーズ ハイランドクリーム(旧ボトル)
ツイートティーチャーズ ハイランドクリーム
お手軽スコッチで有名なティーチャーズ ハイランドクリームです。
ティーチャーズという銘柄から「スコッチの先生」と呼ばれることもあります。
このウイスキーが誕生したのは1863年頃で、
150年以上経っても飲まれ続けている人気のウイスキーです。
このブレンデッドスコッチの特徴は、
他のブレンデッドスコッチと違い、モルト含有率が高いことがあげられます。
一般的なブレンデッドスコッチは、モルト30%、グレーン70%の比率ですが、
ティーチャーズハイランドクリームでは、モルトの含有率が45%程だとされています。
ただし、これは今回の旧ボトルの場合で、現行のボトルでは異なるらしいですね。
ちなみに、ティーチャーズハイランドクリームのキーモルトはアードモアです。
(参考価格)
・ブレンデッド
・アルコール度数 40度
・700ml 1080円(購入価格)
ティーチャーズ ハイランドクリームの飲み方、レビュー
(ストレート)
香りは、アルコール感はほぼ無く、いい意味でピートが思ったよりも強め、
ヨードを伴うスモーキーさ、わずかにレーズン、バニラっぽさ、杏の甘さ。
味は、ライトでスムーズな口当たり、パイナップルのようなさわやかな甘さ、
すぐに麦芽のほろ苦さ、ピートフレーバー、後味はビター、余韻は長め。
お手軽スコッチでありながらも、しっかりとした良いクセがあり、楽しめる。
(ロック)
香りは、少し落ち着いた感じだが、ピートの強さはしっかりとある、
ヨード、スモーキーさも残しつつ、バニラ、パイナップルの甘さがある。
味は、わずかにトロリとした口当たり、麦芽の甘さとほろ苦さが混じる、
ピートフレーバー、パイナップルのような酸味、後味はわずかにスモーキー。
ロックにすると、甘さが引き立ち、フルーツっぽさも強く感じ、美味いです。
(トワイスアップ)
香りは、柑橘系の香りとハーブっぽさが出てきて、ピートの香りは弱め、
加水することで香りが開くというよりも、薄まってしまった印象がある。
味は、スムーズな口当たりで、マイルドな麦芽の甘さ、パイナップルジュース、
弱めのピートフレーバー、わずかにビターチョコレート、スモーキーさはうっすら。
加水することで、香りが弱くなってしまったことは残念だが、味は美味しかった。
(ハイボール)
香りは、ハイボールにしてもしっかりとピート、さわやかバニラ、柑橘系の果実香。
味は、スッキリとした甘みと酸味が混じりあい、ピートフレーバーとほろ苦さ。
ハイボールにしても薄まらず、香りと味がしっかりとして、飽きの来ない美味さ。
ティーチャーズ ハイランドクリームの評価
個人的評価 ☆☆☆☆☆
価格も安く、けっこう美味いウイスキー。
程よくピートが利いており、スモーキーさもある。
同じ価格帯のスコッチの中では、けっこう好みです。
ファンが多いことが頷けます。
今回は旧ボトルのため、現行品と違って手に入りにくいですが、
今後見かけたら、ぜひとも購入を考えています。
おすすめの飲み方は、ストレート、ロック、ハイボールです。