キリン クレセント キリンシーグラム(終売品)

キリン クレセント キリンシーグラム(終売品)

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キリン クレセント

キリンシーグラム表記のクレセントです。

 

キリンシーグラムは、1972年年に、キリンとアメリカのシーグラム社、
イギリスのシーバス・ブラザース社の合併で生まれた会社です。

 

今回飲んだのはキリンシーグラム表記で、特級表示は無いので、
1989年4月から2002年までの間で販売された物です。

 

クレセントは、40種類の原酒からブレンドされています。

 

当時の販売価格は、3000円台中盤の価格だったようで、
サントリーのローヤル等を競合とした高級路線でした。

 

キリン クレセント キリンシーグラム (終売品)

 

(参考価格)
・ブレンデッド
・アルコール度数 43度
・720ml 3000円(購入価格)

 

 

キリン クレセントの飲み方、レビュー

(ストレート)
香りは、芳醇で濃く、樽由来の香りが強い、甘さのある麦芽、若干の溶剤、
スモーキーさはほどんどありませんが、ピートはあるようで無いような感じ。
味は、重厚な口当たり、穀物感のある甘さ、フルーツのような酸味、
樽由来のフレーバーからくる程よい苦味、後味は酸味とビター、余韻は長めです。
キリンシーグラム時代の高級路線らしい、香りと味、ただただ美味い。

 

(ロック)
香りは、冷やしても閉じず、しっかりとした樽香、黒糖、麦芽
味は、トロッとした粘性のある口当たりに、コクのある強めのハチミツのような甘さ、
柑橘系の酸味がうっすら、ビターチョコレートのようなほろ苦さ、樽由来のフレーバー。
ロックにすると、甘さが引き立つ印象で、程よい重厚感がありスイスイ飲める。

 

(トワイスアップ)
香りは、樽の香りと柑橘系の香りが入り混じったなんともいえない香り、
甘さをともなった麦芽の穀物感、若干のピートっぽさも感じられる。
味は、ライトな口当たり、さっぱりした甘さと程よいビターがメインで、
フルーツ系の酸味、樽由来のフレーバーが後味として際立つ。
ストレートやロックに比べると、飲み方の個性として薄いが、美味しい。

 

(ハイボール)
香りは、フルーティで甘い香り、樽由来の香りがうっすらと残っている。
味は、柑橘系の酸味とスッキリとした甘さが伴い、樽由来のフレーバー。
香り、味わいともに美味しいハイボール、ハイペースで飲みすぎる。

 

 

キリン クレセントの評価

個人的評価 ☆☆☆☆☆☆

 

当時の高級路線らしい、香りと味わい。

 

ノンエイジながら、アルコール感は、まったくといっていいほど無く、
思った以上に香りが芳醇で、味も甘さ、酸味、苦味のバランスがいい。

 

どちらかというと、全体的に、甘い印象で美味いウイスキーです。

 

終売品ながら、探せば何気に見つかる銘柄。

 

おすすめの飲み方は、ストレート、ロック、トワイスアップ、ハイボールです。

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