マルスウイスキー 岩井トラディション ワインカスクフィニッシュ

マルスウイスキー 岩井トラディション ワインカスクフィニッシュ

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マルスウイスキー 岩井トラディション ワインカスクフィニッシュ

マルスウイスキー岩井トラディションワインカスクフィニッシュです。

 

スタンダードの岩井トラディションは、
日本のウイスキー造りの創生から黎明期を支えた人物である
岩井喜一郎氏の功績を讃えるべく、2010年に発売された記念のウイスキーです。

 

その岩井トラディションを、山梨マルスワリナリーの最高峰赤ワインである
「穂坂日之城農場産 赤ワイン」で使用した樽に入れて、
一年以上追加熟成したのが岩井トラディション ワインカスクフィニッシュです。

 

岩井トラディションワインカスクフィニッシュは、
年に1〜2回ほどの季節限定で、それぞれ3000本程度の販売とされています。

 

ちなみに限定とはされていますが、ネット通販などで結構簡単に買えます。

 

マルスウイスキー 岩井トラディション ワインカスクフィニッシュ

 

(参考価格)
・ブレンデッド
・アルコール度数 40度
・750ml 2700円

 

 

マルスウイスキー 岩井トラディション ワインカスクフィニッシュの飲み方、レビュー

(ストレート)
香りは、樽感を伴うフルーティなニュアンス、わずかに赤ワインのようなタンニンっぽさ、
奥からブドウの存在感がただようなめらかな甘さ、クッキーのような穀物感の香ばしさ、
味は、滑らかな口当たり、口に含んだ瞬間から全体に広がるフルーティなブドウの甘さ、
赤ワインのようなタンニンのニュアンス、わずかに口に残る穀物様の香ばしさとほろ苦さ。
アルコールの刺激を全くといっていいほど感じない滑らかさとやさしい甘さ、文句なし。

 

(ロック)
香りは、軽やかなフルーティさがあるブドウの甘さ、わずかにクリーミーさとコクがある、
赤ワイン樽由来のタンニンぽさ、わずかにチョコレートのほろ苦い風味がかんじられる。
味は、穀物感のあるほろ苦さとコクのある甘さ、フルーティなブドウの甘さとまろやかさ、
わずかに赤ワイン感が感じられる、樽由来のフレーバー、ビターチョコのほろ苦さ。
ストレートとトワイスアップの良いとこ取りのような印象で、すごく飲みやすくて危険。

 

(トワイスアップ)
香りは、ふわりと赤ワインぽさとともに柑橘系のさわやかさが交わる、穀物感のある香ばしさ、
ブドウのフルーティさ、ピートの存在感、杏を思わせるような甘さとコク、樽感のウッディさ。
味は、ピートフレーバーとブドウのフルーティな甘さが入り混じる、ビターチョコのほろ苦さ、
しっかりとした穀物の香ばしさと甘さ、樽由来のフレーバーと赤ワインのタンニン。
思ったよりもピートの主張が強くなり、フルーティさと相まって絶妙なバランスで美味しい。

 

(ハイボール)
香りは、うっすら赤ワインのフルーティさ、樽香がじんわり後押し、軽い穀物感ある香ばしさ。
味は、キリッとしたフルーティな酸味とブドウの甘さ、バニラのコク、ビターチョコっぽさ。
香りは幾分か弱くなってしまったが、それを補うかのようなバランスの良い味で、文句なし。

 

 

マルスウイスキー 岩井トラディション ワインカスクフィニッシュの評価

個人的評価 ☆☆☆☆☆☆

 

赤ワイン樽でフィニッシュするとこうなるんだと。

 

予想外に甘さが支配するウイスキー(いい意味で)

 

期待以上に、ストレートが馬鹿美味です。

 

もともと評判が良かった岩井トラディションでしたが、
ノンエイジで、そこまで高いボトルでは無かったので、
それほど期待してはいませんでしたが、そのギャップにやられました。

 

それほど、数を飲んでない自分が言うのはなんですが、
ここまで赤ワインぽさを感じるウイスキーは初めてです。

 

何回もいいますが、ただただ美味しいです。

 

おすすめの飲み方は、ストレート、ロック、トワイスアップ、ハイボールです。

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