キャプテンズ テーブル(終売品)
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カナディアンウイスキーのキャプテンズテーブルは、
トロント市に本社をおくカナダの大手メーカー、マックギネス社のウイスキーです。
マックギネス社は、1905年に輸入商社としてスタートしまし、
1930年代から、ウイスキー、ジン、ラムの製造に乗り出し、
現在はそのほかのスピリッツ類も造る総合酒類メーカーになっています。
その規模は、ハイラム・ウォーカー、シーグラムに次いでカナダ第3位です。
カナディアン・ウイスキーは、ライ麦主体のフレーバリング・ウイスキーと、
とうもろこし主体のベース・ウイスキーをブレンドして造られます。
マックギネス社は、ノヴァ・スコシア工場でフレーバリングを造り、
トロント工場とサスカチュワン工場でベースを造っています。
キャプテンズテーブルの独特のボトルは、
船が揺れても倒れないように配慮されたものらしいです。
また、今回のボトルは特級表示はないのですが、
おそらくは、1980年代のボトルかと思われます。
(参考価格)
・ブレンデッド
・アルコール度数 40度
・710ml 2500円
キャプテンズ テーブルの飲み方、レビュー
(ストレート)
香りは、濃く芳醇な甘い黒糖のような甘さ、カスタードプリンのスイーツっぽさ、
ラムレーズン、樽由来のウッディネス、十分な古酒感はあるがヒネてはいない。
味は、ライトでスムーズな口当たり、砂糖水のような甘さ、レーズンのニュアンス、
すぐにピリッとしたスパイシーさ、後味はほのかな甘さとほろ苦さ、余韻は短い。
香りはすごく良く好み、味は香りの芳醇さに反してライトですが、意外とイケる。
(ロック)
香りは、杏やバナナのようなさわやかな甘さ、バニラ、カラメルの香ばしさがある。
味は、スムーズな口当たり、砂糖とカラメルのほろ苦さが混じったような甘さ、
乳酸系の酸味、ピリッとしたスパイシー感、後味は樽由来のフレーバーとエグみ。
ロックにすると甘さが引き立ち、スパイシーさと苦味のバランスが良くなり美味しい。
(トワイスアップ)
香りは、溶剤系と石鹸の交じり合ったような香り、樽由来の木材の香り、
ヨーグルトっぽい乳酸系のさわやかな甘さ、パイナップルの果実香が感じられる。
味は、軽い口当たりで、コクがあるようでアッサリとした甘さ、ビターチョコのほろ苦さ、
スパイシーなフレーバー、樽由来のウッディなフレーバー、後味は酸味とエグみ。
加水することで、嫌なフレーバーが出てくるが、慣れてくると普通に飲めるくらい。
(ハイボール)
香りは、甘く漂うバニラが引き立つ、黒糖っぽさ、樽由来の木材のニュアンス。
味は、スッキリで甘さは控えめ、柑橘系の酸味、樽由来のウッディなフレーバー。
ハイボールにしても個性は失われず、むしろ引き立つ感じで、飲み飽きない。
キャプテンズ テーブルの評価
個人的評価 ☆☆☆☆☆
かなり古いウイスキーで、コルク栓とくれば・・・。
予想どおり、コルクはグズグズで、ボロボロ。
カナディアンウイスキーにしては、珍しいのか分からないですが、
濃く甘い香りで、シェリー樽っぽさがあるような無いような。
しかし、ただの勘違いの可能性が・・・。
ちなみにキャプテンズテーブルについては、
あまり期待していなかったんですが、予想外に美味かったですね。
特に、ハイボールがよかったですね〜。
おすすめの飲み方は、ストレート、ロック、ハイボールです。
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