ジムビーム プレミアム(終売品)
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ジムビームのラインナップの終売品であるジムビームプレミアムです。
ジムビームプレミアムは、サントリーがビーム社の買収後、
日本市場向けのラインナップとして2014年4月1日に発売されました。
通常のジムビームホワイトは4年以上熟成した原酒、
ジムビームブラックは6年以上熟成した原酒を使用しています。
ジムビームプレミアムは、その中間的な5年熟成の原酒を使用しています。
また、蒸溜直後の原酒を、木炭層で濾過する製法により、
雑味が取り除かれ、クリアでまろやかな味わいを作り出しています。
似たような製法に、ジャックダニエルの「チャコールメロウイング」があります。
これは、テネシー州原産のサトウカエデの炭を使用するため、
厳密にいえば、ジムビームプレミアムとは異なる製法だといえます。
(参考価格)
・バーボン
・アルコール度数 40度
・700ml 2000円
ジムビーム プレミアムの飲み方、レビュー
(ストレート)
香りは、オーク樽由来のウッディな力強さの中にも、バナナのような甘いフルーティーさ、
軽い溶剤系のケミカル感、キャラメルやバニラの甘さ、わずかにナッツのニュアンス、
味は、濃くバニラの雰囲気を伴うカラメルを焦がしたほろ苦い甘さ、フルーティな酸味、
余韻の長く続く樽由来の力強いウッディフレーバー、ナッツをおもわせる香ばしさ。
アルコールの刺激も無く飲みやすく、味も水っぽくなく、甘さ、コク、樽感が十分で良い。
(ロック)
香りは、キャラメルやバニラの入り混じった甘さ、樽由来の軽く焦げたようなウッディネス、
熟したバナナのフルーティな甘やかさ、ヘ−ゼルナッツの香ばしさが余韻として残る。
味は、力強い樽のウッディフレーバーと、キャラメルのような甘さと乳酸系の酸味が交わる、
ナッティな香ばしさとほろ苦さ、後から再びウッディなニュアンスとバニラが出てくる
ロックにするとストレートで感じた樽感の強さが和らぎ、万人受けしそうな飲み易さ。
(トワイスアップ)
香りは、樽由来のウッディな香り立ちの中に、フレッシュでフルーティなバナナの甘さ、
ヘ−ゼルナッツのニュアンスと渋み、さわやかさをともなったバニラ、生キャラメル。
味は、すっきりとした口当たりのなかに、しっかりと濃い目のウッディフレーバー、
カラメルっぽいほろ苦さと甘さ、柑橘系の果肉の酸味、ナッツのような香ばしさ、
いい意味でバーボン特有のクセが無くなり飲みやすい、それでいて特徴はしっかり。
(ハイボール)
香りは、ふわっと軽やかなバニラ、まだ青い未成熟のバナナのさわやかさ、ウッディな樽感。
味は、ウッディフレーバーとバナナジュースの甘さと酸味、程よいエグみとビターのコク。
やっぱりバーボンはハイボールが合うんだな〜と思わせる香りと味のバランスよさ、美味しい。
ジムビーム プレミアムの評価
個人的評価 ☆☆☆☆☆
ジムビームのホワイトラベルがあまり好きじゃないので、
ほとんど期待しないで飲んでみたら、いい意味でビックリ。
飲みやすい、飲みやすいで、
ストレートでもスルンスルン入ってくる。
ジムビームプレミアムの特徴である
「雑味のないクリアなまろやかさ」そのまんまである。
これが、今でも販売されていたら常備したいが、
残念ながら、終売品となっています。
どんな飲み方でも、美味しいので
もしお店で見つけたら、個人的にはすごくおすすめです。
おすすめの飲み方は、ストレート、ロック、トワイスアップ、ハイボールです。
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