タリスカー 10年

タリスカー 10年

 このエントリーをはてなブックマークに追加 

タリスカー 10年

アイランズモルトの人気銘柄、タリスカー10年です。

 

タリスカー蒸留所は、スコットランド北西のスカイ島に唯一存在する蒸留所です。

 

発酵槽には、昔ながらのオレゴンパイン製を使用し、
通常より長い70時間をかけて発酵させることにより、
独特のフルーティーな香りと味わいを生み出すそうです。

 

また、初留釜のラインアームが特徴的で、
U字に曲がっている部分に細いパイプがついています。

 

初留釜で蒸溜された蒸気のうち、
成分の重いものは、細いパイプを通って釜本体に戻され再留されます。

 

この蒸留方法も、タリスカー独特の特徴に結びついているそうです。

 

主にバーボンの熟成に使用したアメリカンオーク樽か
シェリーの熟成に使用したヨーロピアンオーク樽を使用して熟成させています。

 

タリスカー 10年

 

(参考価格)
・シングルモルト
・アルコール度数 45.8度
・700ml 3600円

 

 

タリスカー 10年の飲み方と、レビュー

(ストレート)
香りは、個性的でピーティー、潮っぽさ、ヨード、魚介系の出汁、
リンゴっぽいフルーツ系の香りもあり、スモーキーさも伴っています。
味は、塩っ気をともなうスパイシーな口当たり、コクのある甘さと
程よい酸味を伴う、若干の石鹸ぽさも感じる、後味はドライ。
個性的な香りや味わいがあるが、ストレートでも飲みやすく美味い。

 

(ロック)
香りは、幾分か個性的な部分は弱くなったが、程よくピートが感じられ、
ヨード、魚介系の出汁、穀物感が強めの麦芽の香り
味は、スパイシーや塩っ気はマイルドになり、まろやかな穀物系ビスケットの甘さ、
酸味は控えめ、若干の石鹸っぽさはそのままに、後味は甘さが際立つ感じです。
ロックにすると、印象はガラッと変わり、いい意味で個性が丸くなる印象です。

 

(トワイスアップ)
香りは、レモンやライムのような柑橘系の香り、若干のピート、ヨード、スモーキーさ。
味は、酸味とビターがちょうどいい塩梅、穀物感のある甘さが程よく残り、
若干の石鹸っぽさがあるが、味の邪魔をせず、後味は樽由来のフレーバー。
普通に美味しいが、飲み方としては、インパクトが薄い感じです。

 

(ハイボール)
香りは、ピート、魚介系の出汁、麦芽があり、ハイボールでもしっかり香る。
味は、穀物感のある甘さがメイン、若干の酸味とビターを伴います。
とにかく美味いハイボール、ハイボールが苦手な私でも二杯目に手が伸びます。
また、黒コショウを使用したスパイシーハイボールも絶品です。

 

 

タリスカー 10年の評価

個人的評価 ☆☆☆☆☆☆

 

クセはあるが、苦手な方はいないのでは無いかという銘柄。

 

ハイボールがとにかく美味いのが好印象。

 

大抵は、一杯飲めばハイボールは飽きてしまうが、二杯目が欲しくなる。

 

ハイボール以外で、もちろんストレートでもロックでもうまいオールマイティさ。

 

おすすめの飲み方は、ストレート、ロック、ハイボールです。

 

スパイシーハイボールも最高です。

 

(スポンサーリンク)