マクレランズ スペイサイド
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シングルモルトのマクレランズ スペイサイドです。
マクレランズは、いわゆるボトラーズブランドのひとつです。
ボトラーズブランドとは、蒸留所から原酒を樽ごと買い取り、
自社で熟成・ボトリングして製品化したものを販売しています。
今回のマクレランズのウイスキーは、4種類のシングルモルトがあり、
スペイサイド、ハイランド、ローランド、アイラと地域ごとのラインナップです。
しかし、蒸留所銘柄はシークレットになっています。
ちなみにマクレランズ スペイサイドの取り扱いはサントリーです。
サントリーが関係しているスペイサイドの蒸留所といえば、
マッカラン、グレンフィディック、バルヴェニーなどがあります。
今回のマクレランズスペイサイドに使用しているのは
おそらくマッカランではないかといわれていますが、そこんとこは不明。
(参考価格)
・シングルモルト
・アルコール度数 40度
・750ml 1200円
マクレランズ スペイサイドの飲み方、レビュー
(ストレート)
香りは、原酒の若さが感じられる、ニューポットっぽさが残るアルコール感、
シェリー樽由来のふわりと甘いレーズンの香り、麦芽の香ばしさ、はちみつ。
味は、口当たりはライトで、はちみつジュースのような甘さが出てくるが、
スッと消えてしまう、すぐにピリピリと強めのアルコールの刺激がでてくる、
モルティな穀物感とほろ苦さ、後味は樽由来のウッディさとエグみが残る。
若い原酒のせいが、アルコールの刺激が強く、ストレートでは飲みにくい。
(ロック)
香りは、ブドウのフレッシュさがありつつもレーズンぽい甘さ、はちみつのコク、
穀物感のある香ばしさとほろ苦さ、樽由来のウッディネス、わずかにピート。
味は、アルコールの刺激はほとんどなく、コクのあるモルティな甘さと香ばしさ、
乳酸系の酸味がいいアクセント、ほのかにビター、樽由来のエグみとほろ苦さ。
ロックにすることで、味と香りのバランスが整い、非常に飲みやすくなり、美味い。
(トワイスアップ)
香りは、ふわりとシェリー樽由来の甘さと、柑橘系のさわやかな酸味が混じり合う
モルティな穀物感もしっかりと感じられる、わずかにウッディさも余韻として残る。
味は、ストレートで感じられたアルコール感はまろやかになり、レーズン様の甘さ、
はちみつのコク、ほろ苦さと香ばしさが交じり合う穀物感、程よいビターの余韻。
ストレートで感じられた嫌な部分が消え去り、香りと味のバランスが良く、美味い。
(ハイボール)
香りは、シェリー樽由来の甘さがしっかりと残っており、柑橘系のさわやかな酸味、
穀物系のクッキー生地のような香ばしさ、わずかにピートっぽさが後から感じられる。
味は、ハイボールにしてもしっかりとした甘さが主張しており、ビターチョコのフレーバー、
穀物由来の香ばしさとほろ苦さ、わずかに柑橘系のフルーツの酸味が後に残る。
ハイボールにしても、香りや味が崩れないのにはちょっとびっくり、飽きない美味さ。
マクレランズ スペイサイドの評価
個人的評価 ☆☆☆☆☆
中身はマッカランとのうわさされていますが、
実際に飲んでみると、マッカラン?
それとも、私の舌が馬鹿?
なんか違う感じがするが、
先入観無しで飲んでみると、これはこれで美味い。
ただ原酒が若いせいか、ストレートでは楽しめない。
しかし、ロックにすると美味い、旨い。
価格もシングルモルトの割にはお手軽価格。
おすすめの飲み方は、ロック、トワイスアップ、ハイボールです。
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