キルホーマン マキヤーベイ

キルホーマン マキヤーベイ

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キルホーマン マキヤーベイ

今回は、キルホーマン マキヤーベイをいただきます。

 

キルホーマン蒸留所は、2005年にスコットランド・アイラ島の北西部で誕生しました。

 

そんなキルホーマンのスタンダードボトルがキルホーマン マキヤーベイです。

 

マキヤーベイとは、キルホーマン蒸溜所から半マイルの距離に位置する
アイラ島で最も美しいといわれるビーチで、有名な観光客スポットです。

 

マキヤーベイの特徴としては、フェノール値20ppm〜30ppmと
55ppmの2種類のヘビーピートの大麦麦芽を使用しており、
バーボン樽で3年から5年熟成の若い原酒をヴァッティングしています。

 

若い原酒を使用している割には、飲み方の幅が広く
もちろんストレートでも美味しくいただけるという評判のボトル。

 

キルホーマン マキヤーベイ

 

(参考価格)
・シングルモルト
・アルコール度数 46度
・700ml 5000円

 

 

キルホーマン マキヤーベイの飲み方、レビュー

(ストレート)
香りは、磯臭さや塩っぽさを伴うピート、燻製、プールを思わせる塩素のニュアンス、
嫌味のない薬品臭、オレンジピール、古ぼけた乾いた木を思わせる樽由来のウッディネス。
味は、アルコール度数ほどの強さを思わせないスムーズな口当たり、柑橘系のフルーツの甘さ、
主張の強いピートフレーバー、モルティな穀物感、後味はピートとスモーキーの二重奏。
熟成年数の短さを思わせないような、芳醇で複雑な香りと味、ストレートでも十分美味しい。

 

(ロック)
香りは、漁港を思わせる磯っぽさを伴うピート、塩素系のニュアンス、程よいスモーキーさ、
ナッツ系の香ばしさ、柑橘系のフルーティな甘み、古木を思わせるウッディさ、
味は、モルティな穀物感のある香ばしさと大麦の甘み、程よい出汁っぽさとピートフレーバー、
オレンジピールのニュアンス、わずかにナッツの香ばしさと皮のエグみ、乳酸系の酸味。
熟成年数の若さを感じさせない力強さと繊細さ、氷が溶けるほどに違う表情が出てくる。

 

(トワイスアップ)
香りは、晴れた漁港を思わせる磯の香り、炭のようなスモーキーさ、ナッツのニュアンス、
わずかに柑橘系のフルーツの皮、濡れた大麦の穀物感、程よい塩素っぽい薬品臭。
味は、フルーティなオレンジのニュアンスの中に、モルティなコクと香ばしさのある甘み、
甘さの中に塩っぽいニュアンス、わずかにほろ苦いピートフレーバーとウッディな樽感。
加水しても、香りや味はしっかりとしており、ストレートに比べさわやかさが出ている。

 

(ハイボール)
香りは、さわやかなスモーキーさの中に磯っぽさ、モルティな穀物感、オレンジピール、
味は、ナッティな香ばしさ、モルティなコクのある甘さ、程よい潮っけのピートフレーバー。
やはり、ピーティなアイラ系は、ハイボールに合う、香りも味も良く、文句なしに美味しい。

 

 

キルホーマン マキヤーベイの評価

個人的評価 ☆☆☆☆☆☆

 

期待していた通りというか期待以上の美味さでした。

 

原酒が若いというのは分かっていたので、
ちょっときついのかなと心配していましたが、全然でした。

 

若い原酒のわりには、アルコールの刺激は程良い強さ。

 

ストレートでもガブガブいけました。(いっちゃいけないんですが・・・)

 

香りも味もアイラらしく、クセのある力強さと後引く美味さ。

 

いいですね、アイラって感じです。

 

おすすめの飲み方は、ストレート、ロック、トワイスアップ、ハイボールです。

 

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