グランド オールドパー 12年

グランド オールドパー 12年

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グランド オールドパー 12年

有名なブレンデッドスコッチと言われて、思い浮かぶボトルのうちの一つ、オールドパー。

 

オールドパーと日本との関りは古く、
オールドパーは日本で最初に紹介されたウイスキーだと言われています。

 

1873年(明治6年)外相岩倉具視が、
日本へ持ち帰ったスコッチウイスキーがオールドパーだったと言われ、
さらに明治天皇へも献上されています。

 

また、独特なボトル形状から、
斜めに自立することから、「倒れない ウイスキー」とさら縁起が良く、
有名な文豪や政治家に愛されたウイスキーなのです。

 

元首相である吉田茂や田中角栄にも愛飲されいました。

 

日本では、オールドパーは贈り物としての印象が強いと思います。

 

グランド オールドパー 12年

 

(参考価格)
・ブレンデッド
・アルコール度数 43度
・750ml 頂きものでした。

 

 

グランド オールドパー 12年の飲み方、レビュー

(ストレート)
香りは、コクがありながらもフルーティなブドウの風味、キャラメルのねっとり感、
軽いウッディさと軽快なピートのハーモニー、ほろ苦い穀物感が心地よい。
味は、じわっと全体に軽やかな甘さが広がる、フルーティながらもレーズンのようなコク、
程よい穀物のほろ苦さと香ばしい甘さ、カラメルっぽさ、ウッディさとピートフレーバー。
優秀なブレンデッドスコッチのお手本のような印象、香り、味わいともに文句なし。

 

(ロック)
香りは、スッとキレのある感じのピーティさ、香ばしさのある穀物感が際立つ、
桃とパッションフルーツが交じりあったようなフルーティさ、程良いウッディさ。
味は、香ばしいほろ苦さと甘さのバランスが良い穀物感、ブランデーケーキのようなコク、
程よいピートフレーバーとウッディなほろ苦さ、レーズン様のコクのある甘さ。
ロックにしても香りと味のバランスが崩れず、飲み応えがあり、かつ飲み疲れない。

 

(トワイスアップ)
香りは、ふわっと甘くもまろやかなはちみつっぽさの中に、穀物系の香ばしさが交じり合う、
レモンのような柑橘系の爽やかさ、軽やかなピートの主張、わずかにウッディさも感じられる。
味は、思ったよりも濃いめのレーズンっぽさのある甘味、香ばしい穀物系のほろ苦さ、
程よい樽感の感じられるウッディさと、軽やかなピートフレーバー、わずかにダークチョコ。
加水により、香りに瑞々しさが加わり、味わいも穀物っぽさが目立つ、美味いです。

 

(ハイボール)
香りは、柑橘系の爽やかさと、固めの桃のようなフレッシュなフルーティさ、軽めのピート。
味は、ウッディさと香ばしいほろ苦さの絶妙なコク、穀物系の甘さ、ピートフレーバー。
爽やかさと甘さだけでなく、香ばしさとコクも併せ持っている飽きの来ない飲みごたえ。

 

 

グランド オールドパー 12年の評価

個人的評価 ☆☆☆☆☆

 

とりあえずは、斜めに自立させてみる。

 

うまく自立したところで、さっそく飲んでみました。

 

基本的には、ストレートからハイボールまで、
なんでも、そつなくこなす優等生ウイスキー。

 

でも、なんとなく雰囲気的には、ハイボールではもったいない感じ。

 

やはり、ゆっくり落ち着いてストレート、もしくはロックで時間に身をゆだねる。

 

個人的評価的がそんなに高くないのは、
特段、驚きが無いという理由と、ちょっと高いかなということでした。

 

おすすめの飲み方は、雰囲気的にストレート、ロック、トワイスアップ。

 

特に雰囲気は気にしない方は、ハイボールも美味しいですよ。

 

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