シーバスリーガル 12年 特級(旧ボトル)
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今回は、シーバスリーガル12年の特級ボトルを飲んでみます。
今回のボトルは、特級表示で、750mlなので1980年代くらいに販売されていたものですね。
シーバスリーガル12年の年代の見分け方は、
以前飲んだ海外の流通品のボトルの時に若干触れました。
⇒シーバスリーガル 12年(旧ボトル)
ちなみにこのボトル、仕事でお客様から頂いたもので、
ずーっと台所の床下収納に眠っていたものでした。
直射日光には触れていませんでしたが、
湿気があった場所での保管のせいか、カビや汚れで結構やばい状態でした。
一応きれいにして、中身を確認したところ飲めるようでしたので一安心。
また、一番の心配のプラキャップ臭もしなかったので、これも一安心。
(参考価格)
・ブレンデッド
・アルコール度数 43度
・750ml 無料(頂き物)
シーバスリーガル 12年の飲み方、レビュー
(ストレート)
香りは、古酒の割には保存がよかったのかヒネた感じはなく、コクがありながらも
フルーティさを伴う甘さが感じられる、わずかにニスを塗った木材のようなウッディさ、
あまり目立たないが、ほのかにピートの主張とスモーキさが余韻として残る。
味は、ビターチョコレートのようなコクとほろ苦さ、レーズン様のコクのある甘さ、
穀物系の香ばしさ、ピートの主張、ウッディフレーバーとほろ苦さの余韻が残る。
特級のウイスキーでありながら、さわやかさもありつつ、古酒独特の美味さがある。
(ロック)
香りは、コクがありながらもスッキリとした柑橘系のさわやかさ、穀物系の甘やかさ、
レーズンをおもわせるまろやかさのある甘味、ウッディな樽感とわずかにピートの余韻。
味は、樽由来のウッディフレーバーが前面に出ており、後から穀物系のほろ苦さと香ばしさ、
はちみつとカラメルをブレンドしたコクのある甘さ、コーヒーの酸味、ピートフレーバー。
ロックすると、思ったよりも樽由来の木材的な主張が強く、また違った印象を与えてくれる。
(トワイスアップ)
香りは、ふわりと甘く香ばしい穀物系の主張、リンゴの皮のようなワクシーさのある甘さ、
それほどは強くはないピートのニュアンス、スッと柑橘系の酸味、わずかにウッディさが残る。
味は、香ばしさとほろ苦さを伴う穀物感、レーズン様のコクのある甘さ、ピートフレーバー、
ダークチョコレートのようなビター感、ウッディさと程良いエグみのある樽の主張、
加水することで、穀物感と樽感がしっかりと感じられ、奥にある甘さが良い印象
(ハイボール)
香りは、柑橘系のフルーティさと酸味、レモングラス、はちみつ様の甘さ、穀物系の香ばしさ。
味は、穀物系の香ばしさと甘さがよく出ている、レーズンのコク、ウッディさを伴うほろ苦さ。
ハイボールにすることで、しっかりと出てくる穀物系のフレーバーや味が良いアクセント。
シーバスリーガル 12年の評価
個人的評価 ☆☆☆☆☆☆
今回の特級シーバスリーガル、美味しくいただきました。
以前の同じ位の年代の海外流通品のシーバスリーガル12年と比べると、
保存状態の違いなのか、海外向けのためなのか、ちょっと印象が違っていました。
はたまた、単に自分がポンコツ舌なのか・・・。
まぁ、それは気にしない気にしない。
今回のボトルもオールドボトルらしさがあるのですが、
なんとなく、印象がちょっと軽い感じがしました。
ベースの印象は似たような感じだったので、保存状態の違いかなと。
このような違いを楽しめるのも、オールドボトルならではです。
おすすめの飲み方は、ストレート、ロック、トワイスアップ、ハイボールです。
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