フォアローゼス ブラック

フォアローゼス ブラック

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フォアローゼス ブラック

今回は、フォアローゼス ブラックを飲んでみました。

 

フォアローゼズ ブラックは、日本限定販売のフォアローゼズの上級ラベルです。

 

アメリカのフォアローゼズ公式サイトには情報がなく、
日本のキリンさんのサイトにのみフォアローゼズ ブラックの情報が載っています。

 

フォアローゼズブランド自体の最大の特徴は、
「風味の異なる10種の原酒をつかったミングリング(調合)」です。

 

ちなみに、ミングリングは、スコッチでいうブレンドというイメージです。

 

10種類もの原酒を扱っているのは、
バーボンの中でもフォアローゼズブランドだけです。

 

バーボンの原料は、トウモロコシのほかにもライ麦や大麦、小麦などがあります。

 

これらの原料穀物の配合比率のことをマッシュビルといいます。

 

フォアローゼズでは、とうもろこし・ライ麦・モルトのマッシュビルを2タイプつくり、
それに5タイプの酵母をかけ合わせることで計10種類の原酒を製造しています。

 

スタンダードボトルでは、これら10種類の原酒をすべてミングリングしていますが、
ブラックでは、10種類の中から「個性あふれる香りをもった原酒」を選んでいます。

 

また、スタンダードボトルは、最低5年熟成された10種類の原酒を使っていますが、
ブラックボトルでは、6年を超える熟成原酒が使われていると思われます。

 

フォアローゼス ブラック

 

(参考価格)
・バーボン
・アルコール度数 40度
・700mml  頂きものなので0円です。
 販売価格 3500〜4000円

 

 

 

フォアローゼス ブラックの飲み方、レビュー

(ストレート)
香りは、若干のアルコールの刺激がありつつも、ふんわりとウッディな樽香、
焦がしたカラメル、バーボン特有の甘くエステリーさ、柑橘系のさわやかさ。
味は、カラメルのコクとねっとりとした甘さ、バニラを思わせる甘さも交じり合う、
ウッディな樽由来のほろ苦さとえぐみ、ビターチョコレートのようなコクと苦み。
ストレートでは、しっかりとした香りと味わい、ドシっとしたバーボンらしさもある。

 

(ロック)
香りは、甘くクリーミーなバニラ香、焦がしたカラメル、青さが残る
フレッシュなバナナ、うっすら洋ナシのニュアンス、程よくウッディ。
味は、焦がしカラメルのほろ苦い甘さとコク、爽やかなバニラのフレーバー、
若干のアクセントとしての溶剤っぽさ、樽由来のウッディさとビター感の余韻。
甘さやよりも、ほろ苦さやウッディさが際立ち、味わいのバランスが良い。

 

(トワイスアップ)
香りは、爽やかなライムのような柑橘感、香ばしい穀物のニュアンス、
スッキリとバニラの甘さ、カラメル、熟したバナナ、ウッディな余韻。
味は、焦がしカラメルのほろ苦さ、シリアルの香ばしさ、バニラの甘さ、
若干の溶剤っぽさ、程よい樽由来のウッディフレーバーが鼻孔をくすぐる。
香りは芳醇で、味わいは甘さスッキリで、ほろ苦さやウッディさが主役。

 

(ハイボール)
香りは、爽やかさの中に濃厚バニラ、若干の焦がしカラメルの甘さ、
洋ナシのようなフルーティさーさに、樽由来のウッディなニュアンス。
味は、思ったよりもスッキリ目の爽やかな甘さ、カラメルのコク、
バニラとともに、ウッディフレーバー、柑橘系の酸味も感じられる。
どちらかといえば、爽やか系のハイボール、これはこれで好印象。

 

 

フォアローゼス ブラックの評価

個人的評価 ☆☆☆☆☆☆

 

フォアローゼズは、芳醇な香りが特徴的なバーボンで、
なおかつ、バーボン特有のクセが少なくマイルドなので、
初めて飲む方でも飲みやすいと思います。

 

慣れた方は、ストレートで楽しむのがおすすめです。

 

あまりにも飲みやすいので、
個人的には、もっと尖っていてもいいかもと。

 

ただ、飲み疲れることなくガンガンと行けちゃうので、
飲みすぎないように気を付けましょう。

 

ストレートでも、結構イケるんですが、
主に、ロックとハイボールで楽しみました。

 

常飲するには、ちょっと価格が高いかも。

 

おすすめの飲み方は、ストレート、ロック、ハイボールです。

 

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