カティサーク 12年 デラックス(終売品)

カティサーク 12年 デラックス(終売品)

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カティサーク 12年 デラックス

今回は、すでに終売品となってしまったカティサーク12年 デラックスです。

 

カティサークという商品名は、19世紀のイギリスの帆船カティサーク号に由来します。

 

カティサークは、1923年に発売してから、
今日に至るまで販売されているロングセラー製品で、世界中にファンがいます。

 

カティサーク12年デラックスの特徴は、12年熟成のスペイサイドモルトである
グレンロセス、マッカランを主に使用し、まろやかで上質な味わいで仕上げています。

 

ボトルデザインも、おとなしいようで上質なプレミアム感をかもしだしています。

 

カティサーク 12年 デラックス(終売品)

 

(参考価格)
・ブレンデッド
・アルコール度数 40度
・700ml 3000円

 

 

カティサーク 12年 デラックスの飲み方、レビュー

(ストレート)
香りは、土っぽいピートのニュアンス、わずかに湿布のような薬品香、モルティな穀物感、
果実感の感じられるブドウのフルーティさ、はちみつのコク、濡れた木材っぽさ。
味は、コクのあるレーズンの甘さ、黒糖のニュアンス、オレンジのようなフルーティな酸味、
ダークチョコレートのほろ苦さ、穀物感の感じられる香ばしさ、後味はウッディな樽感。
12年ものだけあって、香りも味も十分に楽しめるスペック、当然文句なしに美味い。

 

(ロック)
香りは、フルーティな柑橘系の酸味と甘さ、杏のような粘性のあるコク、モルティな香ばしさ、
次第にレーズンのような甘さ、樽由来のウッディさと、若干土っぽいピートの主張。
味は、とろみのある口当たり、強めのレーズンのコクのある甘さ、程よいピートフレーバー、
オレンジピールのビターチョコレート掛けのような酸味とほろ苦さが交じり合う。
ロックにすることで、香りと味のバランスが良くなり、飲み易さともに飲み応えも十分。

 

(トワイスアップ)
香りは、柑橘系のさわやかさの中に、シェリー樽由来のレーズンのようなコクが感じられる、
わずかに金属っぽさ、穀物由来の香ばしさと甘さ、シナモンのようなニュアンス、
味は、ブドウとレーズンの中間のような甘さ、程よい穀物感のある香ばしいほろ苦さ、
オレンジピールのダークチョコレート掛け、ウッディな樽感を伴う程よいエグみ。
加水することで奥に潜んでいた香味が出てきて面白いが、味はちょっとのっぺりした感じ。

 

(ハイボール)
香りは、かろやかなブドウのようなフルーティさ、わずかにオイリー感、モルティな香ばしさ。
味は、フルーティなブドウの甘さ、穀物系の香ばしさとほろ苦さ、ビターチョコレートっぽさ。
ハイボールにすると、フルーティ感が引き立ち、同時にしっかりと熟成感があり美味しい。

 

 

カティサーク 12年 デラックスの評価

個人的評価 ☆☆☆☆☆☆

 

カティサークといえば、有名ブレンデッドウイスキー。

 

さらに、12年ものなので、何の不安も無く開封。

 

安定の美味さで、逆に拍子抜けです、いい意味で。

 

どんな飲み方でもハズレ無しですが、一番美味かったのはロック。

 

飲むたびに、「今日もロックにすっか〜」て感じで、毎回ロックです。

 

現在、カティサーク12年デラックスは終売品なので、
出会うことがございましたら、迷う必要は無いということだけは言っておきます。

 

おすすめの飲み方は、ストレート、ロック、ハイボールです。

 

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